今日の生島君

 
 元気そうでなによりです。あまり忙しすぎるとまだまだ暑いので負担が大きいかもしれません。水分補給はしっかりと。できればミネラルも同時に摂れるようにスポーツドリンクがいいかも知れません。その場合は飲みすぎに注意しましょう。おなか壊したり塩分過多になります。
 
 先日,生島君がトラックバック反映させないくせに見に来ているのが,実に小心者っぽくて愛らしかったので褒めたところ,ついに見にも来なくなってしまいました。さみしい限りです。
 
 さて,今日の生島君は安心の通常運転です。コメントが増えていましたので見てみましょう。
 http://d.hatena.ne.jp/Sikushima/20100826/1282771800#c
 NetCatさんという人がちょっと言いすぎていますね。
 http://d.hatena.ne.jp/Sikushima/20100826/1282771800#c1283087040
 対する生島君はいつものとおり。今日も天気は日本晴れといったところでしょうか。
 http://d.hatena.ne.jp/Sikushima/20100826/1282771800#c1283107901
 
 警察がスペシャリストであるべきかどうかと言われれば,そういうのは特殊部隊みたいな感じで維持してりゃいい,と思います。県警レベルでスペシャリスト級のエンジニアを抱えるのは厳しいかと思います。そもそも人数が足りません。通常のいわゆるハイテク犯罪を相手にするのであれば,アマチュアトップレベルで充分です。ガチのハイテクは軍事力として研究されてしかるべき水準だと思いますが,日本では自衛隊が鬼子扱いなのでなかなか難しいところだと思います。警察庁か警視庁が持っていたハイテク犯罪対策ナントカがレベルアップしてくれることを期待するのがせいぜいでしょう。
 
 海外のことはよくわかりませんが,日本の場合は手段がハイテクであっても過去の犯罪類型に似たものがあればそれを参考に法整備をしています。つまり,少なくとも日本はサイバー空間を通常社会の延長線上に捉えているというわけです。
 なので,この点においては偶然にも生島君に軍配が上がります。あえて手口という言葉を使いますが,手口がハイテク犯罪に含まれるものであっても,偽計業務妨害として捜査を開始することは特段の不思議があるわけではありません。
 
 が,ここから先は生島君の生島時空が発生しています。ふ〜しぎしぎ〜ま〜かふし〜ぎ〜でゅ〜わ〜
 生島君は生島時空では四倍の力を発揮します。その凄まじさを見てみましょう。
 
 >被害が出ている。
 >第三者が見ても被害が出ていることは分かる。
 >対策を行っても破ってくる。
 >被害が継続している。
 しょっぱなからこれです。視点の揺れが激しすぎて 3D 酔いしそうです。これが生島時空です。宇宙刑事でないとまず耐えられません。
 被害が出ているのは図書館です。
 第三者が見ても被害が出ていることが解る(誤字修正)というのは不正確ですが生島時空では正解です。ここでは視点が第三者です。
 対策を行っても破ってくる。これは第三者の視点からまた図書館に戻っています。
 被害が継続している。というのはウソで,断続的でした。が,生島時空では時空が歪むので正解になります。ついに視点だけでなく時空まで大変な事になりました。
 
 三次元でも最強レベルに属するであろうひろみちゅの詳細情報で明らかになったところですが,第三者から見て被害が出ていると認識しうる時間は一日の内数分で,そこに運悪く当たってしまった人だけが,ブラウザを立ち上げなおさない限り(Cookieを一度リセットしない限り)またはタイムアウトの10分放置しない限り,「DBにつながらないセッションを握らせられてしまう」という状況にあったようですね。
 とはいえ,生島君がコメントした時間帯を見れば,その事実が明らかにされる前だったことがわかります。この指摘は今回の生島君のコメントに対する指摘としては不適切であると言わざるを得ません。ここはフェアに私も生島君がコメントした時間外に知られていた内容でツッコんでおかなければなりません。
 生島君がコメントを書いた時点で,一般の人々が住む世界では「DBコネクションが使い果たされた状態で接続しようとしたクライアントが500を喰らう」という状況しかわかりませんでした。その状態では,クローラが去った後,最初のほうのセッションが解放された時点で再接続ができるという解釈でしたので,第三者が見ても被害がわかる,という状況は,一日の内数分だけ発生していたことになります。その状況でクレームが発生したかどうかはかなり疑問で,ダウンタイムの全てに対して第三者が「これは何らかの攻撃を受けている」と認識するのは無理があるとしか言いようがありません。
 というか,ブラウザ上で500が続いたことを見て「これはサーバが攻撃を受けている」と思う人は一般社会ではまずおらず,たいていの人は「なんか重いなあ」あるいは「なんかおかしいなあ」といった程度の認識を持つと思うのですがいかがでしょう。なんかおかしいので苦情を上げたというのならよくわかるのですが,第三者が見ても被害が出ている,要するになにかされている状態だと認識できたかどうかといえばまず否定されるでしょう。要するにこれは後出しジャンケンにすぎず,それも都合のいい解釈をした結果に過ぎません。
 ま,このへんは生島常識で考えたら第三者が見てもわかるということになります。
 
 同様に,対策を行っても破ってくるという恣意的な表現についても似たようなことが言えます。図書館側からの視点では確かに対策を破られたように見えるでしょうが,librahack氏側からすれば仕様変更への対応でしかありませんでした。また,IPアドレスでのブロックに対しても,誤解がもとで自宅からのアクセスに切り替えることで終了してしまいました。このあたり図書館の対策の悪さが出てきているんですが,そもそも動的にURLの1文字を生成してリンクを張るとか面倒な修正作業じゃないのかなと思います。そんなことしているヒマがあったらCookieなしのクライアントを蹴ったほうが楽だったのに,というのは後の祭りの後出しジャンケンにすぎません。
 視点によって表現が変わるものは注意深く扱わなければならないのですが,生島時空では複数の視点が一つにまとまり,また一つの視点が複数に分かれることはよくある出来事なので気にしてはいけません。
 
 >警察が、クロールであると分かった上で、個人の目的を満たすための行為で他人の業務を妨害し、拒否の態度を見せても続けるのは悪質だから逮捕するべき。
 >と考えても、文句は言えないでしょう。
 IT音痴である警察の肩を持ちます。一般的な人々が住む,我々の地球にある日本国では,警察が無能であったがゆえに逮捕されたり起訴されて不適切な判決を受けたりすることは問題視されます。不当逮捕,不当取り調べ,冤罪などのキーワードでググるとよくわかります。要するに一般的な感覚では「警察しっかりしろよオイ」と指摘する所を,生島常識では警察は無能でもよいということになります。生島常識は生島時空における絶対的な法則ですので,これを三次元の常識で語ることは許されません。よって,私などが問題視している問題点の一つ,「愛知県警の捜査方法や捜査能力に問題があったのではないか」という指摘は生島常識への挑戦となるため,決して生島君がその指摘を検討することはないというわけです。
 よって,この生島君の「文句は言えないでしょう」といった表現,あまりにもそれが当然といった表現は,生島君にとってそれがごく当然であって,警察に文句を言うことなど想像すらしてはいけないことなのだ,ということになりますが,一般的にはそうではないと言う事ができます。
 
 以後は生島常識が続きます。警察に選択可能な選択肢に逮捕が含まれている。違いますね。逮捕が必要であるときに逮捕状を請求するわけです。別に「とりあえずコレ逮捕しとくか」みたいに気軽にやってるわけじゃないと思いますし気軽にやられたら困ります。っていうか気軽にやってるんなら是正してもらわなければなりません。逮捕というのはここでは通常逮捕のことだと思うんですが,通常逮捕の要件にそれなりの条件が規定されてますので調べてみてください。
 要するに単なる選択肢というわけではないということです。駐車違反で「なんで俺だけ」とかいうのも関係ありませんね。罪がなくて逮捕される例のところに持ってきて罪があって罰せられる(行政処分なので厳密には違う)話を持ってくるあたり生島時空の観光資源としてはバッチリ通常運転というところでしょう。
 面倒になってきたので観光名所をまとめて紹介しつつ見所ポイントを解説することにしましょう。
 
 >警察に技術力があったとして、被害が出ていることを知っていて、相談を受けても無視するか?
 >MDISに不具合だから直すように指導するか(無茶な民事介入ですよ)
 >プロバイダにアクセスを止めるようにいうには、プロバイダの営業の一部を止めることですから、令状が要りますよ。
 >図書館がプロバイダに連絡することはあっても、警察がするのは法的にはおかしいです。
 相談を受けたらあたりまえに対応すればよいだけのことですね。以前愛知県警の生活経済課のページを紹介したのですが読むことはできなかったようです。ここですね。
 http://www.pref.aichi.jp/police/safety/high-tech/index.html
 サイバー犯罪にご注意!!よくある相談と対策,というリンクをクリックするとその先に様々な事例が紹介され,それぞれに「とるべき措置」という形でまずは対策を指導していることがわかるようになっています。このことを生島君が認識してしまうと生島時空を構成している生島常識が揺らいでしまうため,相談を受けても無視することを確認しなければ居ても立ってもいられなかったようです。かわいらしいですね。
 
 ちなみに警察はプロバイダに連絡することがあります。個人情報開示請求などですね。別に法的におかしいことなどひとっつもありませんが,生島時空における生島常識は日本国の法令を上回る力を持っているらしいのでそこのところはツッコんではいけないようです。
 
 >市民運動家が「厳しすぎた」というところを問題視して活動するのは何の問題もない。
 市民運動家という言葉を最近使い始めました。気に入ったようですね。これからどのように生島時空で市民運動家という言葉が香ばしく発酵して行くのか楽しみでなりません。
 
 >しかし、技術者として考えるべき改善策は、警察に文句を付けることじゃない。
 市民運動家である技術者とかそういう可能性を考慮できないあたり生島常識が遺憾なく発揮されているところだと思います。なお,技術者は技術者であると同時に一般市民であるので,警察の無能や横暴を責めることは特になんら問題のある行動ではありません。
 
 >サーバが落ちて、まず警察に相談する人はいない。
 >最初に調査するのは技術者です。その技術者が不具合である。と認識すればこんな悲劇は起きない。
 起きてしまったからあたふたしているわけですが。
 本物件の場合MDISは図書館の文字通り言った通りの作業しかしてなさそうなことがなんとなくわかっています。要するに「ログ出せ言われたから出しました」「対策しろ言われたからURL変える対処しました」「さくらインターネットからのアクセスを止めろ言われたのでIPアドレスでブロックしました」程度です。おそらくこのような大騒ぎになるか図書館が「これは不具合ではないのか」と問い掛けなければ調査していなかったでしょう。
 が,生島世界ではそのようなことは関係ないので技術者は間違いを起こしてはならない存在ということになります。すごいですね技術者という存在は。
 
 >技術者として警察を叩くことで何が起きるかというと、技術者が攻撃だと判断したとき、つまり、本当の攻撃のときに、技術者の意見をもう一度警察で精査しなければ行けなくなる。
 >素早い対応を妨げることになるでしょう。
 当然のことをなぜ問題視しているのかよくわかりませんが,たとえば Linux におけるアクセスログというのは単なるテキストファイルでしかないので証拠能力はとても低いわけですね。当然アクセスコントロールはかかっているわけですが,システム管理者の権限があればどうとでも捏造することができるわけです。でもって該当の技術者が「攻撃だ」と主張することでそれを警察が鵜呑みにしなければならないのであれば冤罪を生み放題,まさに痴漢対策で両手を上にあげたまま満員電車をやりすごさなければならない可哀相なサラリーマンのように,情報システムを使うときに相手の管理者のご機嫌を損ねないようにひたすら注意して使わなければならない,などといった状況が発生しがちでそれはそれで非常に問題なわけですがそんなことは生島時空において全く関係ありません。素早い対応。本物件でも二週間か三週間かかってますね。実に素早いですね。
 
 そして通常どおりの生島常識でシメます。
 >技術者が自分たちの襟を正さないで、警察を叩くことは何のメリットもないのです。
 あまりにも定形すぎて本日の生島君の健康状態がとても良好なことを示しています。たいへんよいことですね。生島君にはその調子で今後も頑張ってもらいたいと思います。
 
 私は生島勘富君を応援しています。