今日の生島君

 
 きてます。超きてます。生島パワーです。もうMr.マリックって過去の人ですかね。
 八月の最終日,皆様いかがお過ごしでしょうか。我らが生島君は今日も通常運転,決して人の話を聞かない生島議論術を駆使しております。
 さっそく今日の生島君の物件を見てみましょう。
 面倒なので NetCat さんのコメントは飛ばします。ふつうの人のコメントはふつうに読めるのでヲチしがいがありません。
 
 ということで生島君のコメントを見てみましょう。
 http://d.hatena.ne.jp/Sikushima/20100826/1282771800#c1283248843
 いきなり馬鹿の壁を展開。AT フィールドのようです。生島君は理解する姿勢を決して見せません。何故なら生島時空においては生島君は神であり絶対に正しいからなのです。
 生島君が構築した馬鹿の壁を見てみましょう。
 
 >何度も言ってますが、攻撃かどうかは関係ないです。
 >被害かどうか、被害が出ているかどうかです。
 
 標準的な生島式建築物ですね。非常によくみかける「何度も言ってますが」です。要するに「俺の言うことを聞け」としか言ってません。生島君は生島常識で思考しますので,自分が間違っている可能性など決して考えません。間違うはずが無いからです。なのでコメント欄は「生島さんのおかげでハゲが治った!」などの賛美しか許されないのです。
 さて我々の住む日本国には「虚偽告訴罪」というものがあります。ものすごく大雑把に言うと「ウソの刑事告発やウソの被害届などをわざと出したらアウト」という罪です。目的犯なので相手に罰を受けさせる目的が必要です。
 なんでこんなモンがあるかと言うと,ものすごく大雑把に言うと,要するにウソの被害届とか告発,告訴をするアホが居るからですね。
 
 警察は被害届や刑事告訴,告発が本当かどうか確かめる必要があるんです。
 
 つまり本当に被害が出てるのかどうか確かめたり,それが(被害届や告訴,告発にある)容疑者によるものか確かめたり,ということをしないといけないわけです。なぜかと言えば,虚偽告訴罪を取りこぼしてはならないからです。
 
 ですが生島時空の生島常識は法令より上位概念でかつ絶対普遍の真理なので関係有りません。
 
 そして生島論法が飛び出します。定義混乱の術と生島妄想のコンボですね。生島論法の中でもわりと簡単にその香ばしさを感じ取る事ができるので,比較的初心者の方でも楽しめるのではないでしょうか。先のコメントでは「第三者が攻撃だと解る」と主張していたはずですが,いつのまにか「第三者が被害を確認できる」になっています。見てみましょう。
 
 >WEBが止まっているというのは一般ユーザからの問い合わせで図書館は気づいたのです。
 >当然、技術力がないと批判されている警察も、捜査している間、止まっている事態を確認していたでしょう。障害時にDBを使うページを見に行ったら誰でも分かるのです。
 >これは裁判官から見たら、被害の事実があって、それが第三者に確認できるレベルにあったと認識されます。
 
 一行目はあたかも自分で取材したかのように言っていますが実は違いますね。まとめサイトによれば,とか,高木先生の取材によれば,とか書いておいたほうが安全ですが生島論法では関係ありません。
 二行目はそんな事実確認されてませんね。止まっている事態を確認したかどうか,そのこと事態確認されていませんので,生島妄想であると断言できます。障害時に DB を使うページを見に行ったら誰でも解る(誤字修正)そうですが,実際に新規接続で止まっているように見えるのは一日の内数分しかなかったので,そのタイミングでえいやと接続するようなマヌケなことを警察がやっていたかどうか疑問が残ります。というか,四月に被害届を提出した時点で librahack 氏は自宅からアクセスするよう変更済みで,クロールする時間帯もバラバラだったとされているので,リアルタイムにログを監視して「今です!今見てください!」みたいなことをやらないと,新規接続でエラーが出ることを確認するのは困難です。そのような密な協力体制が敷かれたという情報はありません。全て生島君の脳内で構築された総作物語にすぎないのです。
 そして裁判官の登場です。裁判官は起訴された内容について証拠を吟味して判断するのですが本物件においては起訴猶予処分となっていますので起訴に至っていません。一体どこから裁判官が登場したのか全くわからないうえに,「〜〜であったと認識されます」と断定するのは無茶があります。裁判官に取材でもしたのでしょうか。その場合どういった取材をしたのか,どのような質問だったのかが提示されないと全く意味がありませんがそのあたりが提示されることはまずないでしょう。
 
 今回のコメントはわりとおとなしめなので生島鑑賞の上級者には少し物足りないですね。ほとんど前回の繰り返しですし。
 
 >第三者が分かるのに、当事者が確認していなかった?
 >過剰にアクセスしたら相手に迷惑を掛けるから調節したのに?
 >プロなのに?
 >ってなるのです。
 
 なりませんね。被害が出ているかどうかだと主張していた生島君,主張がブレるのは生島論法の一つの特徴です。ここでは警察が故意を疑う理由の一つに「プロなのに?」という表現をしていますが,我々の住む日本国では警察法第二条の二によって公平中正であることが義務付けられているので「プロなのに?」とかいう判断方法をしてはいけないことになっています。が,生島常識は日本国の法令より上位概念でかつ絶対普遍の真理なので生島論法においてはそのようなことは関係ありません。
 
 >さらに、
 >URLを変えても分からないで、プログラムを変える。
 >IPアドレスを遮断しても分からないで、アクセス元を変える。
 >全部、加害者の言い分をすべて認めるものですか?
 
 誰に聞いているのかよくわかりませんがおそらく NetCat さんに聞いているのでしょう。
 いつのまにか librahack 氏を「加害者」と呼称しているのがワンポイントとなってほんのり芳しさが増していますね。このわずかな違いを楽しめるかどうかが生島建築を嗜む者とそうでない者の違いでしょう。
 建設された物件をよく見ると「加害者」にされた librahack 氏の言い分を認めるかどうかの話になっているのですが,全て認めるもなにも客観的事実として攻撃と称するに充分なアクセスログがなく,librahack 氏が MELIL/CS の不具合について認識していた事実もないので(もしあるというのであれば論拠を示して反論してもらいたいところです),残るは自白証拠のみとなりますが,憲法第三十八条によってそのような証拠採用をしてはいけないことになっています。なので,実際に未必の故意を認める調書として採用できたのは勾留前の任意取調べ時に librahack 氏がサインしたという,言った覚えの無い「結果的にDoS攻撃になってしまいました」という文言が入った調書だけだったであろうことが容易に予測できます。
 その後は librahack 氏が故意を否認し続け,最終の調書では罪を認める内容ではなかったと記憶しているそうです。http://twitter.com/librahack/status/22019878311
 つまり最終的には警察も検察も librahack 氏の言い分を採用せざるを得なかったということがわかります。事実としてはそうなっているわけですが,生島時空では事実さえも歪むので関係ありません。
 
 >世の中で否認する犯罪者はいくらでもいるのですから、それが客観的に認められるかどうかです。
 
 本物件においてはそれが客観的に認められてしかるべきであったのにそうでなかったことが問題視されたわけですが生島時空においては違うので大丈夫です。
 
 >多分、検察官に技術がなかったから、「URLを変えても気づかなかった」が通ったのでしょうが、その部分では私なら許してない。
 >落ちていることには本当に気づいてなかったようですけどね。
 
 生島論法私ならですね。我々の住む日本国では生島君がどう考えようと日本国の法令に基づいて判断されるのですが,コメント欄は生島時空が発生しているので日本国の法は通用しません。生島君がどう考えるかが全てなのです。
 検察官に技術があるかどうかは関係なく,URL を一文字自動生成するように仕様が変更されたので対応しただけだという主張には全く矛盾がありませんのでそれを否定するのは困難です。
 
 >警察・検察が「URLを変えた意図は気づいていた」って思ったら、悪質で反省してないと取られるかも知れません。
 >心の内側は他人には分からないでしょう。ものすごく微妙ですよ。
 
 と言いながらものすごく大雑把にしか扱っていない生島君。生島論法もし〜ならを使っていますし,先の文章は生島君の勝手な決め付けでしかありませんので,我々一般人が見れば全く論旨が一貫していないどころか一生に付してしまうレベルなのですが生島時空では実に一貫した論理であることになってしまいますので全く問題ありません。むしろこの矛盾した建築物を楽しむくらいの余裕が必要であると言えるかもしれません。
 人生には潤いが必要だということを思い出させてくれる生島鑑賞。楽しんでおられますでしょうか。
 
 >MDISの判断でもなく、明文化された基準でもないのに「警察が技術力を持ってログを見て分かるべき」と主張しているのでしょう。「それは技術力を持っている人達と同じ常識を持て」と言ってるのと同じです。
 
 MDIS の判断などどうでもいい話ですね。そもそも被害届を出したのは図書館です。警察は MDIS と連携した可能性が指摘されていますが現時点ではあくまで可能性の話に留まっています。生島君はすでに主要な人物をブロックしているのでそのあたりの情報が入手できないのでしょう。また明文化された基準かどうかは特に関係ありません。明確な基準が示されてない罪もけっこうあります。刑法の第二編をざっと眺めてみればなんとなくわかってもらえるかと思います。http://www.houko.com/00/01/M40/045.HTM#s2
 たとえば第百六条,騒乱の罪では「多衆で集合して暴行または強迫をした者は,騒乱の罪とし,」とありますが,「多衆」が何名からを指すのかについて明白な規定が示されているわけではなく,判例の積み重ねによってなんとなくこのくらいとされているにすぎません。
 この一例をもってするだけで生島君の「明文化された基準でもないのに」という主張は崩れ去るわけですが生島時空においては生島常識が日本国の法令を上回る絶対普遍の真理なので関係ありません。
 そしてどういうわけか
 
 >「それは技術力を持っている人達と同じ常識を持て」と言ってるのと同じです。
 
 皆が言っているところに着地してしまいます。道中が全く皆と違うというのに着地点が同じ。実にアクロバティックでスリリングは生島論法のウルトラCです。
 しかし生島論法においてはこれは否定的な文脈です。「〜〜と同じです。ばからしい」程度の意味と読み解くのが妥当でしょう。何故なら一つ前のコメント鑑賞時に示したように,(すでにカッコがなくなってしまうほど生島時空に取り込まれた)三次元の「常識」は生島常識と食い違うので生島時空では否定されなければならないものだからなのです。
 
 >MDISは不具合でないと言ってて、明文化もされてないことを、警察が何の権利があって否定するのか?
 
 何度も出てくる警察法第二条の二および第三条ですかね。
 それに加えて被害届は警察に捜査させる強制力を持ってないので,捜査しない権利があります。
 また被害届は刑事告訴や告発と違って犯人の処罰を求めるものではありませんので,逮捕・起訴に至る理由も実はありません。
 さらには MDIS は被害届を提出した主体ではないですし,仮に捜査協力したとしても証拠採用可否判断は警察や検察が行うので,何を言っても警察の判断の助言とはなっても決定権はありません。
 
 要するに我々の住む日本国においては,被害者がどんなに被害を訴えても,それが本当に被害であるか確認して,なおかつ,刑事告訴や告発が行われた場合にのみ,犯人を追跡確保したうえで訴訟に至ることが期待されてしかるべきなのですが,生島時空ではそのような我々の常識は通じません。生島常識こそが絶対普遍の真理なのです。
 
 そして最後はいつもの生島常識によるシメです。
 
 >MDISが不具合であると認めなかったら、警察としてはどうしようもない。技術があるなしは関係ないのです。
 
 関係ありませんね。
 
 生島君は今日も一日元気だったようです。その調子で頑張ってください。
 
 私は生島勘富君を応援しています。