塩気の多いもの

 
 コンビニ弁当。コンビニの焼きそばや冷やし中華などの麺類弁当はそれだけでナトリウムが2gくらい。ナトリウムで2gってことは塩なら5gってこと。
 自炊していない人が、たとえば「朝、サンドイッチとカフェオレ」「昼、コンビニの冷やし中華とオニギリ、お茶」「夜、コンビニの焼きそばとからあげ」なんて食事をすると、一日の摂取塩分量は14gくらいになる。成人なら10gまでに抑えるべきといわれてるので、これは明らかに摂りすぎ。
 
 あと、加工食品類。練り物、ちくわやカマボコが意外なほどに厳しいのは知っておいたほうがいい。ハムやウインナーなどの食肉加工品も避けたほうがいい。
 
 それから、調味料。特に肉用のソース類。市販のタレの類は濃いので注意。
 忘れがちだけど、いわゆるローカロリーなものは油脂をカットしたかわりに塩分は強くなっていることがある。カロリーオフを謳っているサラダドレッシングで塩分が一般のものより強いものも複数あった。
 カロリーオフでサラダ食うならレモン使え。レモンは汎用性の高い天然調味料として使い出がある。肉、野菜、魚に広く対応できるのはレモンとトマトくらいのものだろう。
 調味料で塩分が濃い代表格は醤油と味噌。充分に注意して使おう。
 トンカツソース、ケチャップ、マヨネーズの三大お子様調味料のうちマヨネーズを除く二種類は塩分がきつい。マヨネーズも安心というわけじゃないけど、マヨラーほどに無茶な使い方をしていないなら心持ち控えめにするくらいで大丈夫。
 
 できるだけ成分表のついているものをベースに。カロリーを気にする人も塩分まで見たほうがいい。ダイエットを謳っているものに偏った場合は一般の食事より塩分を摂りすぎる可能性がある。むしろ同量のマヨネーズのほうがマシ、ってことも。