武雄市長への50の提案

 
 折角の提案に「100個出せ」とか言う奴に本当に100個出してやろうと思ったけど50個で飽きた。重複があったら勘弁な。
 コメントとかで追加の提案を書いてくれたら書き足しますよん。
 
001:地域カードを作る:公共施設などで共通に使える地域カードを作り,ポイントを地域振興券等に交換できるようにすれば地域活性化につながる
002:地域書店と連携:図書館のWEBシステムと地域書店の在庫と連携させ,予約が集中している本を地域書店で購入できるようにする
003:聞く耳を持つ:問題点の指摘に一切答えず逃げ回るのは人として劣るのでやめる
004:コンプライアンス遵守:Tポイントカードを図書カードに代替することで武雄市個人情報保護条例に違反するので撤回する
005:20万冊蔵書を地域の他の図書館と定期的に交換する:他の自治体と連携できればよりベター
006:独断専行をやめる:イエスマンの言葉だけに耳を傾けない
007:指定管理者を公募する:個人的に親しい人物が経営する会社を議会承認のないまま事業の基本合意書を交わしたことを撤回する
008:条例違反について謝罪する:市長が指定できるのは特例であり,かつ指定管理者候補に限られる。独断で基本合意書を交わしたことは条例に違反している疑いが強いため,正式に謝罪する。
009:市民のプライバシーを守る:貸し出し履歴は思想信条にかかる情報であり,これを全国規模のマーケティング会社に渡すことは市民の不利益となるだけでなく,条例に抵触する。
010:個人情報保護法を遵守する:地方自治体は個人情報を保護するための施策をとるよう義務付けられている。条例に違反することは国法に違反することにつながり,コンプライアンス上問題である。
011:高木氏への恫喝,暴言に対し正式に謝罪する:氏の発言を封じるために職場に圧力をかけることをほのめかすなどしたことを正式に謝罪する。
012:自首する:脅迫,強要の罪には未遂罪がある。また,被害者が脅迫された,強要されたと感じれば罪は成立する。自首すれば罪は軽くなるかもしれない。
013:市の財政を正しく理解する:最終的な決裁権がある人が支出をするわけではなく,議会での予算案を承認するのが民主主義的なあり方である。Ustream中継で「私が1億5千万毎年・・・」と表現したことを改め,「市が」と訂正する。
014:議会にはかる:平成23年度定例市議会議事録以降には市立図書館の改革案やCCCへの委託,Tポイントカードの導入について市長からの発案がなかった。これについて議会にかけ,承認を得た後に事業を開始する。
015:前項を達成するため,CCCとの基本合意を撤回する
016:個人情報保護法を100回書き取る:少なくとも個人情報の定義を記憶し,理解するまで行う。
017:市の個人情報保護条例を100回書き取る:同上
018:CCCが提出した事業計画書を公開する:市の予算で行う事業であるため,公式サイト(Facebookではない)にPDFで掲載する。
019:Tポイントカードの規約を100回書き取る:どのような情報が収集され,どのように利用されるのか理解するまで行う。
020:365日営業を撤回する:武雄市図書館・歴史資料館設置条例施行規則に抵触するため
021:武雄市図書館・歴史資料館設置条例施行規則の改定を議会にかける:サービスを年間通して実施できるようにするため
022:Ust会見での無休会館発言を撤回する:条例の改定が行われるまでは不可能であるため
023:先に事業を決めてから条例をなんとかしようと考えない:民主主義の原則を守ろう。
024:図書館等の目的を間違えない:武雄市図書館・歴史資料館設置条例第一条を読めばベストセラーを置く場所ではないことがわかる。
025:CCC以外の組織と比較検討する:前項の目的にマーケティングを主観事業とする企画会社は不適切であるため。
026:Ustで「市外からの観光客も貸し出しを受けられる」といった発言を取り消す:雄市図書館・歴史資料館設置条例施行規則の改定が必要なため
027:雄市図書館・歴史資料館設置条例施行規則の改定を再度議会にかける:前項改定のため
028:教育委員会に検討を依頼する:雄市図書館・歴史資料館設置条例施行規則によれば図書カードの変更については教育委員会にかける必要がある。
030:議会を優先する:事業を動かしてしまって条例を改定しなければ損失が出る状態にしてから発案するような卑怯な真似はしない。
031:Ustの発言「何で本を借りるのが個人情報なんだと僕なんか思いますので」を撤回する:武雄市個人情報保護条例に思想,心情,信教に関する情報を収集しない,とある。認識を改め,正式に謝罪し,撤回する。
032:Twitterでの暴言を訂正する:ひとつひとつ真摯に訂正し,謝罪する。
033:blogでの暴言を訂正する:同上
034:blogのコメント欄での質問に答える:承認制で公開したコメントは目を通しているはず。他人に暴言を吐くよりひとつひとつ答えて皆を納得させるほうがよい。
035:痛いところを突かれても逆切れしない:言わなくても何のことかわかるよね?答えると自分の間違いを認めざるを得ない質問をしてくる人に対して幼稚な人格攻撃しない。
036:動機と行動は別だと知る:動機が善だとしても誤った方法をとってしまえばそれは悪です。
037:善と独善を切り分ける:図書館を拡充するのは善ですが,知古の友人が経営する会社を指定管理者にするのは独善。
038:議論の意味を知る:議論とは,相手の上司や権力者を使って圧力をかけることではありません。
039:図書館改装のデザインを公募する:勝手に「こうします」と決めないほうがたいていの場合よい結果を生む。
040:分館を作る:高齢者が利用しやすいよう分館を作り,蔵書を定期的に交換する。
041:移動図書館:同上
042:人を馬鹿にしない:たいていの場合,相手はあなたより優れた部分があります。
043:先行例を調べる:他の図書館で武雄市立図書館構想に近いものを実現しているものがある。
044:バリアフリー:キャットウォークをつけるなどしても高齢者には危険
045:リモートレンタル:電子書籍化構想とあわせて,インターネット経由で図書を閲覧できるようにする
046:ダブルスタンダードをやめる:自分は人に応答を強要しておいて,自分が回答を求められたら逃げ回るようなまねをしない。
047:私物化しない:自治体の運営をワンマン経営でやることは独裁者と呼ぶに相応しい。
048:常識人になる:世間一般の常識をまず身につけて,それから企画を考えよう。
049:褒められたいなら褒められるように行動しよう:自分のツイートを読み返してみればとても褒められたものだとは思えないはず。もし平気で読めるなら,まずは基本的なマナーを学ぶところからはじめよう。
050:せっかくの提案を足蹴にしない:あろTAKEさんに正式に謝罪し,真摯に対応しよう。
 
 以下,コメントで頂いたもの。
 
051:嘘・誤魔化しを喧伝しない:歴史資料館の分を含む現予算に対して、図書館の分しかない新予算を1割減と称するのをやめる。
052:欠陥条例の改正:武雄市個人情報保護条例をあらため、多くの自治体と同様、照合により識別可能な情報も保護する。
053:プレゼンで喧嘩を売らない:新しい事を提案するときに、従来の事を感情的にけなさない、おとしめない。
54:ビジネス支援を実現している公共図書館の「技術」関係の蔵書を確認する。:起業しようとする住民を支援するという視点から見ると、「技術」関係の書籍はむしろ必要だと言う事に気づく。
 
 なお,さすがにわかるだろうと思って書いた035ですが,わかってないからこうなったという指摘に基づき訂正をしています。