食品の塩分量の目安

 
 ナトリウム量で書かれているのがほとんどだと思うけど、大雑把に食塩換算量を求めようと思ったらナトリウム量を 2.5 倍するといい。
 たとえば、成分表に「ナトリウム 600mg」とか書かれてあったら、食塩換算で 1500mg、つまり食塩 1.5g に相当するってことに。
 根拠として、塩は NaCl なんだけど、ナトリウムの原子量が 23 に対して塩素が 35.5 とおよそ 1.5 倍。つまり、ナトリウムの重量を 1 とすると、塩素が 1.5 で、塩の分子が 2.5 になる。ということで、ナトリウムの量を 2.5 倍すると、実際の塩分量になるわけよ。
 
 逆に、一日の塩分摂取量は一日で 10g が目安といわれているので、その五分の二がナトリウム量となります。つまり、ナトリウムの量をベースに考えると、4000mg となる。
 忘れがちなのが、ソースとかタレ、ドレッシング、スープといった部分。これらを勘案すると、見た目の塩分量は一日 5g くらい、ナトリウム換算で 2000mg くらいが一日の目安か。
 これを大きく超えないように気をつけませう。ちなみにかけそばの出汁まで全部いくと一撃で超えるよ。