どんなに考えてもISPでのフィルタリングじゃ問題は改善しない
短期的にはいいんですが、そのあと問題が拡大してしまうようにしか思えない。
>ただ結局これまでに決定的な解決に至ってないからには次のステップが必要で視点を変えてそろそろプロバイダでの対応なんていう案もあってもいいんじゃないかなという提案なのですが。駄目ですかね。(;´Д`)
ダメなわけじゃないんですよ('A`)
短期的には効果が高いだろうしベストだろうと思います。ええ。
ただ、その効果がある期間に根本的な対策ができるか?というと難しいだろうと思うんですよ。
それこそたけださんが言うように
>Winny+Antinnyに関していうと、ユーザへの啓蒙に始まって、(省略)とこれまでもいろいろやってきています。
という状況下でありながら、
>ただ結局これまでに決定的な解決に至ってない
わけですよ。それが短期間に改善するとは思えない。
となると、漏洩抑止効果の延命に次々とフィルタリングが行われるだろうことは予測がつきます。また、P2PとWinnyを混同している層が漏洩抑止効果を認識したら、P2P全体を圧迫しかねません。
勘違いした組織は「ファイル共有ツール」を禁止しています。Windowsも禁止かよ( ゚д゚)y_ といった勢いですね。誰もが正しく分別できるわけではないのなら、底上げするしかありません。Winnyは専用マシンで行え、あるいは、仕事は仕事用マシンでやれ、と。
さらに、「ISPがフィルタしてるから持ち帰っても大丈夫」となれば、情報のレーティングもアクセス制御もなく気軽に誰でも仕事を言い訳に持ち帰るでしょう。
その結果、フィルタリングされていない別のもので漏洩するかもしれません。キンタマは技術的に簡単な構造ですし、フィルタリングを受けて普及した別のアプリで動揺のものが出てこないと考えるのはそれこそ
>「モラル」や「人」「だけ」に頼ってる
ってことじゃないですかね?
対処としてはイイんですが、それがもっと大きな影響を生んじゃマズいです。
しかもその影響がモラルやノウハウを捨てさせ、あまりに単純化してしまうようなものでは困ります。
プロパイダでの対処は一時的な効果は高いでしょうけど、それは一発だけの抗生物質にしておかないと、耐性菌が出てきてしまうんじゃないかと恐れているんですよ。
フィルタリングと開発がいたちごっこになったら、最後にはこんなのが出てきますよ。
・ファイルのアップ/ダウンはHTTP
・共有ツール本体は最小機能を実装しただけのHTTPd
・UPフォルダが public_html とか htdocs 相当
・その他、検索や匿名化はWinny踏襲
フィルタリングなんかできないっすよね?
一発逆転勝負を狙うと負けます。短期的な対処なら無に帰してしまいます。本当に短期的に、たとえば一年だけでもというなら、フィルタリングも効果が高いはずです。
あるいは、テロになりますが、Winnyそのものを停止させるようなキンタマを撒くしかない。
キンタマに感染するような奴をWinnyネットワークから排除してしまうんです。キンタマに感染するリスクを、彼らにとって高リスクなものにすることで対処してしまう。
いっそのことハードディスク全消しでもいいやもう。そうすりゃキンタマに感染する馬鹿は減るでしょ。