あのさあ

 
 共同通信のこの記事(強調は私)
 

首相と4年ぶりに対決 靖国論争で「辻元節」
 秘書給与詐取事件で議員を辞職、昨年の衆院選で政界復帰した社民党辻元清美氏が、8日の衆院予算委員会で約4年ぶりに小泉純一郎首相に論戦を挑んだ。首相の反論にたじろぐこともなく、かつて「ソーリ、ソーリ、ソーリ」と舌ぽう鋭く迫った「辻元節」の復活を印象付けた。
 選んだテーマは靖国神社参拝問題。「ヒートアップせずにやりたい」と静かな滑りだしだったが、イスラム預言者ムハンマドの風刺漫画掲載に対する激しい抗議行動を引き合いに「心の問題を軽く扱うと大きな国際問題になる」と甲高い声で追及し、参拝中止を求めた。
 首相は「どこが中韓両国を侮辱しているのか。日本の首相だって人間だ。心は自由だ」とむきになって反論したが、辻元氏はすかさず「昨日も聞いた。それしか言えないんですか」と言い返し、一歩も引かなかった。


 
 酷いねえ。
 まるで辻本の妄言に理があって、小泉が駄々っ子かのように言いたいんだろうが、ほんのちょっと考えればいかにもおかしいことがわかる。
 
 まず最初の強調部分。
 >イスラム預言者ムハンマドの風刺漫画掲載に対する激しい抗議行動を引き合いに「心の問題を軽く扱うと大きな国際問題になる」と甲高い声で追及し、参拝中止を求めた。
 
 イスラムを風刺した、ということを靖国に当てはめたら、日本神道を侮辱しているのは中韓になる。日本の文化的背景になっている「万物に霊が宿る」「死者は等しく神となる」「怨霊は祀って鎮める」といった一連の神道ベースの感覚は、イスラムにおいて「ムハンマドは神聖」「偶像崇拝は罪」などの感覚と同様だ。宗教と文化は密接に繋がっている。
 日本において、罪は死を持って消える、というのはごく一般的な感覚だ。仏教でも死ねば仏と言うだろう?
 戦死した人達は怨霊となる可能性がある。道半ばにして戦場に駆りだされ、倒れた人々には未練もあったかもしれない。いくら国のためとはいえ、誰だって死にたくて戦うわけじゃない。
 だから、祀って鎮めている。護国神社の大将みたいなもんだろ?靖国神社てのは。国を守ろうとして死んでいった人達が、怨霊とならず神となって、災いを遠ざけてくれるように祀るわけだ。
 そこに首相が参拝に行って「もう戦争しません」と誓ってなにが悪い?「だから安らかにお眠りください」と祈って何が悪い。イスラムにおいて決まった時間に礼拝するのが当然なように、日本において死者に彼らの死因を繰返さないよう誓うのは普通のことだ。慰霊碑に対して誓うだろう?祈るだろう?
 靖国参拝を否定するヤツは、当然「ひめゆりの塔」も広島長崎の「平和公園」も否定するんだろ?あれらも々目的の施設だ。死者を弔い祀り鎮め、繰り返さないことを誓うためのものだからな。
 要するに、靖国ってのは日本人の文化的背景をベースにした鎮魂の施設だ。そこに行ってはならないと主張することは、イスラムに対して「祈るな」ということに等しい。
 ムハンマド風刺問題を引き合いに出すなら、「中韓靖国に口出しするな」としか言えない。だが辻本は「靖国に行くな」と言う。そこに正しさは無い。
 日本人は神道を絶対視していない。だからこそ、中韓に対するデモもテロも起きていない。二度と攻めて行かないという誓いを厳密に守っているからこそ、ぐっと我慢してきた。憲法九条のおかげでどんなにナメられてもだ。
 そこに辻本のような獅子身中の虫がウネウネ蠢く。戦闘行為に対するアレルギーを利用してね。
 
 二つ目の強調部分は小泉の反論だ。辻本の指摘が明後日の方向を向いているため、こう言うしかないだろうという反論が出ている。「どこが中韓両国を侮辱しているのか。」そりゃそうだ。イスラム風刺問題に当てはめるなら侮辱されているのは日本だからな。続けて、日本の首相だって人間だ、心は自由だと続く。当然だ。日本の文化的背景に日本の首相が自由意志で従う。問題になんかなりゃしない。しかも、「次は負けません」ではなく「二度と戦いません」と誓うために行く。死者は鞭打つものだ、墓は暴くものだという文化であれば妙な行動に見えるかもしれないが、日本は死者を敬う文化を持っている。日本人がそのことを問題視するほうがおかしい。
 小泉は政策でもなんでもなく、常識的なあたりまえの行為に対して非常識なヤツに難癖つけられただけだ。仕方なく、あたりまえの回答をするしかないだろう。
 
 三つ目の強調部分は共同通信の馬鹿さ加減だ。
 むきになって反論した、だと?
 もし「むきになって」いるように見えたとしたら、あまりにも常識ハズレな辻本が貴重な予算委員会の時間を無駄遣いしたことに苛立っていたのかもしれない。
 ムキになる理由はそれくらいしか思い浮かばない。あたかも小泉が逃げ腰で必死になっているように印象付けたいのだろうが、必死なのは辻本だ。
 「予算」委員会で「靖国」を持ち出し、しかもねじくれた論理で筋道の通らない言い分をぶんまわしてきただけだろう。税金の無駄遣いをしている辻本はもう少し考えて行動してもらいたい。
 事実をねじまげる印象操作を行う共同通信が信頼できるメディアだと言えるかな?
 事実を淡々と報道してくれればメディアはその存在意義がある。余計なコメントや印象操作はいらない。それはコメンテーターがやれ。記者は記す者に徹していればいい。
 
 論理破綻したバイブ辻本が何故靖国を問題にしたいのか。共同通信は何故小泉の対応を矮小化したいのか。誰のために。何のために。少し考えればわかるだろう。ここがどこか、舞台はどこか、誰が何のために。誰が得をするのか。陰謀論に陥らないように慎重に考えれば見えてくる。旧共産主義者が形を変えてサヨクとなり、プロ市民となり、日本の弱体化を狙っている。中共のためにね。何故だと思う?
 中国は太平洋に出たい。だからこそ沖縄トラフまでの所有権を主張したり、台湾をなんとかして手に入れようとしているわけだ。日本が邪魔で仕方がないんだよ。中国の膨張のためには。かつてのロシアが南下しようとしたのは太平洋に出られる不凍港が欲しかったからだ。そのために日本は戦うことになった。半島をめぐって戦ったのは、「半島の独立」を支援した日本と、属国のままにしておきたい支那との衝突だ。最終的に独立できた半島は、太平洋戦争で独立への糸口を掴んだアジア各国のパイロットケースでもあった。そう、他国と同様に感謝こそすれ、何故反日になるのか理解し難い。
 
 靖国は問題にならない。問題にしたい奴は何故問題にしたいのかを考えれば、問題にしたい奴の言い分が日本のためにならないことに気づくはずだ。
 国会議員は日本国のために働け。そうでないやつらは全員背任ってことだ。イヤならやめちまえ。国から給料もらって国を腐らせるような真似はするな。少しでも良心が残っているなら、だけどな。残ってないなら死ね。人として価値が無いから死ね。
 
 辻本、ピースボート日本赤軍、かつての過激派。日教組にシミン団体。
 日本を侵略させたい奴らはまだ日本にいるんだよ。
 共同通信、朝日、東京新聞・・・メディアの印象操作と売国奴に気をつけろ。