ThinkPad R51 の Rescue and Restore パスワード初期化作業
ときどき真面目なサイトさんからリンクされていたりするので、いつもねこねこ言ってたり中韓をネタに笑っていたりおっぱいおっぱい言っていたり土鍋のヒビを見てさめざめと泣いたり貧乏料理で遊んでいたりするだけではなんなので、たまには真面目なネタも書いてみよう。
板倉雄一郎事務所あたりで触れられているパスわかんねくてリカバリできねぇよ!問題は ThinkPad X40 ユーザを中心にあちこちで見られていたわけですが、実は私もやられたクチであります('A`)
Rapid Rescue とか Rescue and Recovery とかいう、要するに ThinkPad の Disk to Disk なリカバリシステムなんですが。これ、パスワードロックをかけることができます。
で。購入時の「Administrator パスワードがつけられていない状態」では、Windows を起動するたびに「Rescue and Recovery のパスを Administrator のパスにする?」と聞いてくるわけです。
どうやら内部的に毎回 Administrator のパスが変わったと認識*1して、毎回パスの整合性を取るかどうか聞いてきた模様。
で。キャンセルを押し間違えて OK しちゃったわけよ('A`) Administrator のパスが設定されてない状態で。そこで何が起きたかというと、
「ランダムなパスワードで設定」
チャブダイガエシ(メ゚ロ゚)ノノ θ・ 。゚
なんで「パスなし」設定にならんのやヽ(`д´)ノ
つことで、IBM Rescue and Recovery にアクセスできないわけだ('A`) リカバリ不能('A`) Disk to Disk つかえね('A`) 次死んだら最後('A`) 斬鬼なし('A`)
という状態は非常に心細いので、なんとかしてみた。
前述の問題に苦しんでいる人々のうち数人が参照していた、っぽな・こむさんの「IBM Rescue and Recoveryのパスワード削除」というコンテンツを参考に、以下の操作を行った。
コマンドプロンプトから C:\>cd C:\IBMTOOLS\utils\support C:\IBMTOOLS\utils\support>python Python 2.2.3 (#42, May 30 2003, 18:12:08) [MSC 32 bit (Intel)] on win32 Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information. >>> import setPassword >>> setPassword.set('', '') 0 >>> ^Z C:\IBMTOOLS\utils\support> |
私の場合、それだけではまだパスワードがちゃんと消えてなくて、続けて次の操作が必要ですた。
- C:\IBMTOOLS\utils\ibmprc.exe を起動(自動実行を切ってなかったら不要)
- コントロールパネルのユーザから Administrator グループに所属しているアカウントのパスワードを一時的に変更
- ibmprc.exe によってパスワードの変更が検出され、Rescue and Recovery のパスワード同期用のダイアログが開く
- アスタリスクつきの一番上のラジオボタンを選択して、パスワードを変更
- 新しいパスワードの確認で、空文字列を新規パスワードに設定
以上の操作で、Rescue and Recovery のパスワードのリセットができた。リブートして Access IBM ボタンから Rescue and Recovery に入って、パスワードを聞かれずに WinPE 環境が立ち上がることを確認。
さて、あとは時間を作ってリカバリディスク作っておけば OK('A`)タスカッタ
あ、そうそう。ibmrpc.exe が自動実行されてるとまたパスワード同期を聞いてくるので、レジストリエディタから
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
- "IBMPRC" = "C:\IBMTOOLS\UTILS\ibmprc.exe"
のデータを削除しておきましょう。一時的に変更した Windows のパスも、真面目なものに変えておきましょう。
*1:Null だからハッシュを比較できない → 同一ではない、と判断??