あしたは選挙

 
 さて。
 
 あらゆる争点において民主党には投票できないわけですが。
 
 たとえば郵政民営化民主党の言い分は郵便局が保有している国債70兆円を短期間に放出させます。
 円の力が落ち、国債そのものの価値も落ちます。日本経済の根幹が揺らぎます。
 
 また、農家が迷惑します。シナリオはこうです。
 山間部過疎地等、郵便局しか金融機関がない場合を想定しましょう。
 年収300万の農家がいたとします。こつこつ700万ためて郵便局に預けていました。
 預金上限が500万に引き下げられたら、残りの現金200万はどうすればよいのでしょう。
 年金を受け取るためには、振り込まれた結果が上限を超えないよう、さらに引き出しておかなければなりません。
 250万円、タンス預金しますか?他の金融機関に預けますか?
 他の金融機関って、あるんですか?
 
 あるなら、どうして郵便局を維持しなければならないんですか?無いなら、どうして預金額を引き下げるんですか?
 
 泥棒が過疎地を巡業してまわりそうですね。都市部に蔓延っていたピッキング集団にとっては、過疎地の古い住宅に備えられたカギなんか簡単に開けられそうだと思いませんか?
 
 
 年金も破綻させられます。
 財源の無いまま、このままでは破綻すると言われている年金に最低保証をつけるそうです。七万円以上の金額で。
 しかもその最低保証金額は年金を払っていなくても受け取れるそうです。総予算は20兆円。
 その財源は消費税増税だそうです。消費税導入時に「弱者への圧迫」として抵抗した社会党の生き残りである民主党は、何を考えているのでしょうね。
 
 それだけじゃありませんよ。
 年金一元化。現在、サラリーマンは年金を天引きされていますが、負担額は会社と折半ですな。会社員は半額の支払いでフル受給できるわけ。大して自営業者等は全額支払の必要がある。
 一元化するとどうなるか。自営業者等はサラリーマンの「倍額払わないと同額の受給が見込めない」という事態に陥ることになる。
 ジャスコにとって小売自営業者は邪魔だからって、いくらなんでもそれはひどいだろう。
 
 民主党自民党より過酷な政治をやるぞ。しかも公約は「政権を取らないと正確なことはいえません」程度だ。
 政策出すために「いちど政権交代させてください」なんて言っているような党が信用できますか?
 
 そして争点となっていない平和保障。
 民主党は日米同盟を破棄する方向に動いている。そのためには一国で中韓と対峙できなければならないのに、さらに自衛隊の縮小を言い出している。
 中国軍170万に対して自衛隊24万。核軍備している中国に対して、日米同盟へのゆさぶりとしか思えない在日米軍基地縮小。
 
 沖縄県に対する一国二制度の適用、「区別」すら罪とする新しい警察を創設し、言論どころか思想まで弾圧する「人権法」の制定。地方参政権を外国人に渡すことにより、コリアタウンやチャイナタウンを積極的に保護。
 反日暴動を繰り返す中国や韓国に擦り寄る民主党が、日本を地方から切り売りすることは民主党の公式サイトを一通り読めばはっきり書いてあることに気づける。
 
 
 ある人は言います。「小泉は日本をアメリカの属国にしてしまう」
 はっきり言いましょう。岡田は日本を中韓の属国にしようとしています。
 
 それなら、せめて自由主義陣営につきましょう。共産帝国主義で他国を侵略し続ける中国に吸収されれば、間違いなくチベットのように凄まじい弾圧が行われるでしょうし、韓国はそもそも日本の存在そのものが気に入らない国です。日本人がどれだけ弾圧されるか想像すら恐ろしいことになるでしょう。
 
 中国はまた尖閣諸島周辺に海軍を展開しているようです。中国は沖縄が欲しくてたまりません。沖縄が日本であることを認めたくない中国に呼応して、民主党一国二制度を言い出しました。そして、沖縄地域に三千万人の長期ステイ型の「アジア人」を送り込むと明言しています。沖縄の地域特性を「アジア」に変えてしまう可能性があるのです。
 そして、民主党の言う「アジア」がどこの国か、それはもうおわかりでしょう。
 
 
 有権者のみなさんへ。
 
 老後の心配も、商売の心配も、病気のときの心配も、医療も福祉も、国があっての政策です。
 自民党をぶっこわす小泉と違い、ニッポンをぶっこわすのが岡田です。
 
 民主党にだけは投票してはいけません。民主党員は民主党マニフェストにサインしています。
 郵政民営化に反対するなら、綿貫太陽の国民新党あたりに投票したほうがマシです。
 または無所属の候補者を支援しましょう。
 
 民主党に投票することは、民主党が主張する「主権移譲」を支持することです。つまり、日本が日本であることを捨てるということです。老後も福祉も医療も子育ても関係なく、国を失うということです。
 
 思い出してください。阪神淡路大震災のとき、自衛隊の派遣を渋ったのは社会党党首でした。その社会党の残党が最大構成員となっている民主党が、はたして万が一のときに頼れるでしょうか。
 韓国はまず竹島対馬を、中国は同じく沖縄や尖閣諸島を狙っています。日本は侵略の危機に立たされています。そのような情勢の中、民主党は選べません。
 
 
 
 二大政党制を目指すなら、まず自民党で圧倒的多数を実現した後に、自民右派と自民左派で党を割って二大政党化するしかないでしょう。