運用ポリシー

 
 ポリシーを運用に関する仕様書として見た場合でのツッコミ。

  1. 受動態を使わない
  2. 否定形を使わない

 の二大ルールを適用しませう。こっちのほうが管理者の行動が明確になります。

■無条件にフィルタ対象とするメール
・個人情報や秘密情報を含むもの
・誤ってMLに投稿された私信
・公序良俗に違反した内容
・法令に違反した内容(ポルノ画像などを含む)
・不正アクセスに直接利用できるプログラム又はそのコード
・コンピュータ ウィルス
・スパム, 未承諾広告
■ML管理者の判断によって許可しない可能性があるメール
・ML の趣旨とは本来関係のない内容
・不正アクセスを助長させる可能性が高い内容
・誹謗中傷などフレームに発展する可能性が高い内容
・不適切と考えられるサイトへのリンクが含まれるメール
・著作権法で定められた引用の形式を満たさない引用
・その他、著作権違反の可能性が高い内容
※これらの項目を含め、ML管理者の恣意的な判断により配信を許可しないことがあります※
■アーカイブからの削除
・配信後に問題が確認されたメールは削除します

 
 あと、個人情報については結構扱う範囲に個人差があると思うんでガイドラインが欲しいかも。例えば、思いつきレベルだからあんまり役には立たないかもだけど

  • 自分自身を除く、公開されていない本名
  • 公開の必要が認められない、電話番号・住所・氏名
  • 公開の必要が認められない、第三者の個人的事項(婚姻暦・家族構成等)

 
 機密情報についても同じ。機密情報に相当するかどうか、判断が難しいケースが続出するかもしれないし。思いつきだけどこんな感じ?

  • 企業・団体等の未公開情報
  • 一般的に公開すべきではないと判断したもの
  • アカウント情報

 機密情報関連はML管理者の判断によって、としたほうがいいかもだ。判断が難しいから無条件にフィルタってのは辛いかもしれん。事実上片っ端からそれっぽいのはフィルタするにしても、万が一フィルタから漏れたら痛そうだし。機密情報と判断するに至らなかったものは流す、としたほうが安全かなあと。
 
 不正アクセスに直接利用できるプログラムorコードには、コンセプトコードを除くとか例外事項も明記したほうがよさげ。例外なく排除するならこのままで問題無いと思う。その場合、リンクの扱いも考えないと。URI で引用・参照したら結局は同じことだし。
 
 それから、アーカイブ中のメールアドレスに対する取扱も欲しいかなあ。spammer のクローラー対策とかの要求があるかも知れないので。
 また、アーカイブからの削除について発信者からの申し出があった場合についても検討して欲しいかも。

 ウイルス関連については、添付ファイルがあるメールを根こそぎハネても問題無いと思う。